推進プログラム
通常の大学院研究では物足りない人向け
概要:
通常のラボワークでは物足りないと思っている学生の方々に対して、人一倍の努力をしていただく代わりに、人一倍の旨味(インセンティブ)を享受していただくような運営を心がけております。
特に、博士取得を目指す人にはアルバイト不要で研究に専念いただくことが出来ると思いますので、詳細はご相談ください。
→特記事項:学振DC採択実績(5/5)
詳細:
学振DC 採択について:
全国の大学において博士後期課程学生は、通常、学振特別研究員(DC)制度に申し込みま
すが、採択率は通常2 割未満の狭き門です。採択されると、毎月20 万円程度の給与が支給
されると共に、それとは別に年100 万円以上の(自分で使える)研究費が支払われます。
研究費は、海外の学会などにも参加/発表することも含め、自分で自由に使用していただき
ます。
学振特別研究員(DC)制度:
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_gaiyo.html
ほかにも、上記マインドを持つ学生に対しては、ラボ内に専属して専門の実験のみを行う従来の方式ではなく、指導教員(PI)の手を完全に離れて、ラボの持つ専門性とは全く関係のない分野も含んだ国内外の様々な教育・研究機関にてラボワークしていただく機会を提供させていただきます。
特待コース:本学・基盤理工学オープンイノベーション(OI)プログラム
"http://www.oi.es.uec.ac.jp/2018/index.html"
→修士入学と同時にプロ研究員(RA)としての給与が発生
上とは別の、本学の博士後期課程用のリサーチアシスタント(RA)制度: https://www.uec.ac.jp/campus/fee/ra.html 外国人向けのAiQuSci 制度: http://www.fedu.uec.ac.jp/en/future_students/aiqusci/
トビタテ!留学JAPAN(文科省)
"https://www.tobitate.mext.go.jp/"
→瀧研究室に在籍しながら中・長期での海外研究留学が可能。
→留学費用は文科省が出資。
専門がおろそかになってしまっては本末転倒なので、当ラボに在籍している期間(>修士の1/2未満)は「短い時間を最大限有効に活用」して専門研究をしてもらいますが、節約した時間を使ってイロイロやってみたい人にお勧めします。
M君(OIプログラム)の場合
・海外ラボワーク制度(OIプログラム)にて渡米・医学分野
・NICT・燃焼測定分野
・JAXA・精密測定分野
・農工大・レーザー科学分野
→専門分野での発表論文:3報。
Y君(OIプログラム所属)の場合
・NICT・電気/電子工作分野
→チップスケール原子時計に用いる、レーザーの温度制御器を作製しました。
・国立天文台・光工学(レーザー)分野
→次世代望遠鏡TMT用に試作した鏡やフィルターの形状測定を行いました。
・明治大学・バイオインフォマティックス分野
→専門分野での発表論文:2報
T君(トビタテ第9期生)の場合
・Wisconsin大・麻酔科学/放射線医学分野(1年間研究留学)
→専門分野での発表論文:7報。
研究は下図のWisconsin Institutes for Medical Research(通称WIMR)という研究施設で行っていて、最先端の機器を分野関係なく利用するシステムがあり、研究をするには最高の環境です。個人的にはWisconsinはとても寒いですが、治安もよくご飯も美味しく過ごしやすい街でオススメです。
(http://www.zastudios.com/project/wisconsin-institutes-for-medical-research/から引用)
N君(トビタテ第10期生)の場合
・IMDEA研究所(スペイン・マドリード市)・ナノサイエンス分野へ留学決定(渡航予定:2019年10月ごろ〜2020年3月)
"http://nanociencia.imdea.org/applied-nanomagnetics-group/group-home"